どうも!素人投資家トンちゃんです。
以前の記事「 銘柄選びで見るたった3つのポイント」でお伝えした事は、ファンダメンタルズ分析に特化した内容でしたが、私の株式投資において重要な事は「どの銘柄をいつ買うのか!?」という事です。
ファンダメンタルズ分析で選び抜いた銘柄を「いつ買うのか」という観点でもテクニカル分析は外せません。
今回は、私が銘柄選びの際に使う「テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の割合」について書いていきたいと思います。
その割合とはズバリ・・・
「テクニカル2対ファンダメンタルズ1」
では、その内容について解説してまいります。
まずは私の「投資スタイル」について。
株式投資においての基本的な投資スタイルは、下記の3項目に基づいています。
①「短期~中期トレード」
わかりやすく日数で表すと「数日~6ヵ月程度」になります。
あきらかに上昇継続が感じられた場合は上記にあらず。
②選ぶ銘柄のジャンルは「新興市場の小型株」
③選んだ銘柄1つに「集中投資」
この投資方法を選んだ理由は、「年間利回り30%」という目標を設定したからです。
この目標をクリアする為に1番効率的だと考えた方法は「1年間に2回のストップ高」を掴む事。
例えば1回のストップ高で上がる株価のパーセンテージは15%~20%くらい。
単純計算で、投資資金×ストップ高(15%UP)×2回で合計32%UPになります。
1年に2回のストップ高を掴む為には、1回目のストップ高銘柄から違う銘柄に乗り換える方が確率的には良いと考えました。
これを踏まえると2銘柄×各1回のストップ高=1年を2分割=1銘柄の保有期間は最長6ヵ月。となります。
小型株で6ヵ月あれば最悪ストップ高が掴めなくても、15%UPは十分に狙えます。(その逆もありますが・・・)
上記の①~③を「テクニカル」と「ファンダメンタルズ」どちらのウエイトが大きいのかを「極端に」割り振ってみます。
①「短期から中期トレード」=テクニカル分析
②「新興市場の小型株」=テクニカル分析
③「集中投資」=ファンダメンタルズ分析
まず①ですが、最長でも6ヵ月で考えると今回のようなコロナショック等で相場全体の影響を受けた場合、個別銘柄のファンダメンタルズがしっかり反映された株価に戻るまでには時間が足りません。最低でも1年は必要になると思います。又、相場全体がリスクオンの場合においては、チャート的に良い銘柄の方が上げ幅も大きくなり易いでしょう。
②に付いては、時価総額が小さい為、少しの資金が集中した場合でも値動きが大きくなります。チャート的に「買いサイン」「売りサイン」が出た際には、短期トレーダーの資金が一時的に集中し、株価への影響が大きくなります。
③に関しては、相場全体がリスクオフになった場合、ファンダメンタルズが悪い銘柄が真っ先に売られます。集中投資をしている以上、ファンダメンタルズが脆弱な銘柄はあまりにも危険すぎます。
上記の事から「テクニカル分析2:ファンダメンタルズ1」という結果に至りました。 とはいうものの、①②もファンダメンタルズの影響は間違いなく受けます。あくまで「極端に」表現しておりますのでご了承ください。
まとめ
自分の投資スタイルがわからない1年目は、ファンダメンタルズ分析のみでした。投資経験のない内は雑誌やメディア等でよく紹介されている「割安銘柄」の言葉に踊らされ、PERやPBRを基準に銘柄をリストアップし、株価をチェックしていました。もちろん上がっていく銘柄もある。下がる銘柄も、ヨコヨコも。
業績が良い決算発表でも下落。悪い発表でも上昇。つまり・・・
「株価上昇=買われているから/株価下落=売られているから」
至ってシンプルな事。
しかし、よく目にしたり、耳にする情報は「割安だから狙い目」「割高だから危険」「好業績だから買い」「業績悪いから売り」の4つが圧倒的に多いのです。只、株価を動かしている要因は「買われているor売られるている」の2つのみ。
つまり「投資家が買いたいのか、売りたいのか」の心理のみ!
投資家にはいろいろな投資スタイルが有り、デイトレードや短期/中期/長期などなど。
全てが同じ土俵にある以上、投資家心理が表れる「テクニカル分析」は非常に重要です。
又、私の目標設定については、あまりに無謀だと言われる事はわかっております。
有名投資家ウォーレン・バフェットをもってしても年間利回り20%なのですから。
投資実績も目標からはほど遠いですが、3年間をプラスで維持できているのはこの目標を掲げているからこそだと思っています。
本日もご観覧頂きましてありがとうございました。
株式投資で1年毎に大幅な利回りを目標に頑張っておられる方や、株式投資を始められた方にとって私の分析が少しでも何かの参考になれば幸いに思います。
それではこの辺で失礼させて頂きます。ではでは!