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素人が100万円を元手に投資スタート!さあどうなる!?

百貨店が大ピンチ!オリンピック開催こそが百貨店を救う。

どうも!素人投資家のトンちゃんです。

今回は「百貨店の今後」について書いていきたいと思います。

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コロナウイルスがもたらした多大な影響は、人命はもちろんの事、経済にとってもあまりに大きい物になってしまいました。当初はインバウンド需要などの激減により、経済にとって「一時的なダメージ」という社会の認識でしたが、ここにきて数年レベルの話に至ってきています。
観光業やインフラ・交通業界を始め、ほぼ全ての業界に経済的な影響が出ている中で、私が今後、特に厳しいと感じているのが「百貨店」です。

日本百貨店協会が発表した4月の全国百貨店売上高は、前年同月比72.8%減。外出自粛と緊急事態宣言による営業休止。さらには入国制限により海外観光客も激減し、訪日外国人客向け売上高は98.5%減でインバウンド需要が壊滅状態。
なぜ「百貨店」だけを取り上げるのか?観光業・外食産業はもっと厳しいのではないか?という意見もあると思います。

しかし「百貨店」とその他の産業には収益構造に徹底的な違いがあります。
その違いとは・・・

 

百貨店・・・テナント収入

観光業・外食産業・・・自ら創出するサービス

 

百貨店はブランドに出店してもらえなければ収益が生まれず、存続できません。ブランドが出店する目的は、百貨店のもつ集客力です。集客力がもたらす売上や宣伝効果を期待してします。
しかし、コロナウイルスが収束し外出制限がなくなったとしたら、国内に住んでいる我々はまず何がしたいと考えているでしょうか?旅行や外食を考えている方は多いと思いますが、百貨店で買い物を1番に考えてる方はどれほどいるでしょうか?
仮に百貨店に行ったとしても、たくさん物を購入するでしょうか?
観光や外食はそこに行ってこそ味わう事が出来る独自のサービス。
国内需要だけでも回復すれば、ある程度はやっていけるでしょう。
一方、百貨店で扱っている物は既に存在しているEC通販サイトで購入する事が出来る為、わざわざ百貨店に足を運ぶ必要はありません。国内需要も年々奪われています。百貨店の収益源は基本的に「テナント収入」です。
出店するブランドは「百貨店の集客力」に期待して高いテナント料を支払うのです。その「集客力」は主にこの2つから生まれています。

  • テナントに入っているブランドのネームバリュー
  • 百貨店のネームバリューと丁寧な接客サービス
 

ブランド目当てのお客さんは、そのブランドが百貨店からなくなってしまうと来なくなる可能性が高いです。出店しているブランドが、テナント料と集客/売上/宣伝効果のバランスが合わないと感じると当然抜けます。
するとそのブランド目当てのお客さんが減り、集客力が落ちる。この負の連鎖が始まると出店するブランドが減り、百貨店のテナント収入も減ってしまいます。
次に百貨店自体が生み出す集客力。それは「百貨店のネームバリューと丁寧な接客サービス」です。出店しているブランドが店舗で扱っている商品は、ほとんどがEC通販サイトで買うことができ、中にはEC通販サイトで購入する方が価格的にお得な場合もあります。しかし、○○百貨店に行った少しの贅沢感と丁寧な接客サービスを付加価値として集客力に繋げているのです。
この「百貨店の丁寧な接客サービス」を付加価値として1番効果的な相手は「訪日客」です。既に国内に住んでいる人にとってはこれがある程度「日常的」になっています。

しかし、初めて日本を訪れた人にとっては「非日常的」な付加価値を生むのです。その付加価値を求めて世界中の人々が百貨店に足を運ぶ事で、出店するブランドも多くの人に知ってもらう事ができ、今後の収益に結びつきます。百貨店はそういう橋渡し的な役割を出店するブランドから求められているのだと思います。

1度日本に来られた外国人の方は、こういったサービスと文化に魅力を感じ、リピーターになって何度も来てくれる事でしょう。そうなれば数あるブランドも百貨店に出店するメリットを感じるはずです。
オリンピックはまだ日本に来た事がない世界中の人々を呼び込むことが出来る最大のイベントです。百貨店が持つ付加価値は、世界の人々にとってまだまだ魅力的に感じてもらえると思います。

 

まとめ

本日もご観覧頂きましてありがとうございました。
私の幼い頃は、家族で百貨店は大きなイベントでした。
しかし、EC通販サイトが主流になり、百貨店に行ってお金を使う事がずいぶん減った事は間違いありません。オリンピックが無事に開催され、世界中の方々に百貨店の丁寧な接客サービスを体験してもらう事が出来ればと願っております。
それではこの辺で失礼させて頂きます。ではでは!